Jiyugaoka Festa ─レールでつながる街と街─
レポート
2026年3月21日(土)・22日(日)の2日間、上田電鉄㈱(以下、上田電鉄)別所線 別所温泉駅にて「Jiyugaoka Festa ─レールでつながる街と街─」を開催しました。
この記事では、本イベントの実施背景と当日の様子をご紹介します!
当社では、鉄道車両や駅・沿線空間を活用したイベントや体験型コンテンツの企画など、新たに「鉄道に乗りたくなる目的・付加価値」をつくり出すことで、地域鉄道と沿線地域の賑わい創出につなげる取り組みを始めています。
これまで豊橋鉄道㈱や福島交通㈱といった地域鉄道で取り組みを実施してきました。
今回は、
ワークショップなどの取り組みを通じて、地域とのつながり・実践学習を大切にされている産業能率大学とご縁をいただいたこと
担当教授の故郷が偶然、当社のお取引先である上田電鉄別所線沿線であったこと
などから、
上田電鉄全面ご協力のもと、列車内と別所温泉駅にて地域住民の方をメインターゲットに、「イベントの実施が鉄道の乗車・利用増進にもたらす影響を調査する」ことを目的として2日間にわたる実証実験イベントを実施することとなりました。

本イベントの舞台となる上田電鉄別所線は、長野県上田市の上田駅~別所温泉駅の間、総延長11.6kmの鉄道路線を有する東急グループの地域鉄道事業者です。
当社と上田電鉄は、昭和の時代から東急線で活躍していた鉄道車両を改造・譲受してきた経緯、そして今でも車両機器のメンテナンスを行っているなど、同じ東急グループの交通事業を担う会社としても長い関係にあります。
別所線を走る一部の車両が、かつて東急線の自由が丘を行き来していたことから、“レールでつながる街と街”をコンセプトに据えました。
東京・自由が丘は、カフェや雑貨、サブカルチャーなど多様な魅力を持つ街として知られています。
そんな自由が丘の文化や魅力を、2日間限定で凝縮し多彩なコンテンツを展開しました。
自由が丘の人気店によるコーヒーや焼き菓子の販売(kuku cafe/MONT-NOM)
1970〜90年代の雑誌やレコードを扱うサブカルチャー展示・販売(西村文生堂)
電車ペーパークラフト制作などの体験型ワークショップ(ハンズオンアート)
大型プラレール展示やキーホルダー制作などのキッズブース(おもちゃのマミー)
列車に乗って楽しむ「謎解きイベント」
これらのコンテンツを通じて、来場者の皆さまに“行きたくなる・楽しむ・思い出に残る”を一体化したイベントを提供しました。
イベント当日は天候にも恵まれ、子どもから大人まで幅広いお客さまにご来場いただきました。(2日間で約100名のご来場)
お客さまのエリア内訳は、別所線沿線からのご来場が7割、沿線外の市内エリアからが2割、他県からが1割でした。
会場では、自由が丘の味を楽しめる飲食販売ブースに多くの方が集まり、駅構内にはコーヒーの香りと賑わいが広がりました。
また、キッズブースでは笑顔があふれ、地域の交流の場として活気ある空間が生まれていました。
さらに、列車内と会場で実施した「謎解きイベント」では、車窓に流れる風景を楽しみながらオリジナルの謎を解き、別所温泉駅の会場で答え合わせをするという内容で、大変ご好評いただきました。




本イベントを通じて、
都市の文化と地方の観光資源を掛け合わせた新たな価値提供
鉄道を軸とした体験型コンテンツの可能性の拡張
地域事業者・大学・企業が連携したイベント運営の実現
といった点において、大きな手応えを得ることができました。
今後も、当社と関係のある地域鉄道を中心として、「鉄道に乗る目的づくり」、そして「沿線地域の賑わい創出」に寄与できるイベントをお届けしていきます!
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