「豊橋鉄道創立100周年事業 豊鉄グループ感謝祭」へのシミュレータカー出展
新たな鉄道価値の創出事業
公開日:
2025/6/10
豊橋鉄道(株)(以下、豊橋鉄道という)は、愛知県豊橋市を中心に総延長23.4kmの鉄軌道路線を有する地域鉄道です。当社は、かつて東急線を走っていた車両を譲渡販売した歴史、そして今でも一部車両機器のメンテナンスを行っているなど、豊橋鉄道とは深い関係性があります。
そんな豊橋鉄道が2024年に創立100周年を迎え、その記念に沿線地域の人々を中心としたステークホルダーへ感謝を伝えるイベント「創立100周年事業 豊鉄グループ感謝祭」を開催することとなりました。
100周年記念事業を盛り上げるべく、当社も何かお手伝いできないか?と模索する中で、鉄道運転士を養成するために当社が製作した「鉄道運転シミュレータ」を出展するのはどうかという話が当社内であがりました。
「鉄道運転シミュレータ」は以前に別のイベントでも出展実績があり、お客さまから大変好評いただいたことから、“当社ならでは”のアプローチでイベントを盛り上げるのにぴったりなコンテンツだと満場一致で決定。
豊橋鉄道からもイベントの目玉になりうる出展でありがたいとのお言葉をいただきました。
運転シミュレータを出展することは決まったものの、これまで首都圏から離れた遠方への貸し出しは実績がほとんどなかったことや、精密機械ゆえの輸送リスクをどう抑えるかなど、実現に向けた検討事項がいくつかありました。
そんな中、鉄道価値体験の事業化に向けて、“せっかくなら、当社でもまだ試したことのない新たな形でシミュレータを持っていこう”ということになりました。
それが、トラックの荷台にシミュレータを積載し、お客さまに直接荷台に乗り込んで体験いただく「鉄道運転シミュレータカー」です。
感謝祭への出展にあたっては、準備期間の都合や、お試し的な要素もあったことからレンタルトラックを用いることとし、体験料金も無料として設定しました。
当社としては、このような体験車両にどれだけの需要があるかのフィールド検証を大きな目的とし、反響が大きくニーズが見込めれば本格的に「鉄道運転シミュレータカー」の製作を進めることとしました。

準備期間もあっという間に過ぎていき、いよいよ感謝祭当日。
事前の告知を見たお客さまからは大きな反響があり、始発列車で体験整理券をお求めになる方も出るほどに。
整理券配布はあっという間に終了し、当社の想定を超える人気となり、結果として老若男女問わず70名近くのお客さまに体験いただくことができました。

豊橋鉄道からは
“シミュレータ出展でイベントが盛り上がった。今後も連携してほしい。”
体験いただいたお客さまからは、
“実際の運転台でリアルな体験ができて楽しかった。”
“閉鎖的空間かつ車体の揺れで、より実車感と臨場感があった。”
“他路線やその地域の路線も運転できると嬉しい。”
など多くのご意見をいただくことができました。

今回のシミュレータ内容は豊橋鉄道ではなく、既存の東急線仕様だったものの、お客さまからは本物の運転台機器を活用したそのリアルさをお楽しみいただけたようでした。
フィールド検証ができたことで、お客さまからのご意見なども含め、運用面や内容・価格設定などの課題も多く見つけることができました。
今後は、この「鉄道運転シミュレータカー」を新たな鉄道価値の創出事業の一コンテンツとすべく、本製作に向けた仕様・ビジネスモデルの検討を進めていく予定です。
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