福島交通飯坂線(いい電)開業100周年記念!東急テクノシステム社員と行く!1000系ダブル撮影会&導入秘話ツアー
新たな鉄道価値の創出事業
公開日:
2025/6/10
福島交通(株)(以下、福島交通という)は、福島県内を中心に鉄道・バス路線を有する地域鉄道・バス事業者です。
当社は、かつて東急線を走っていた鉄道車両を改造・譲渡した歴史、そして今でも一部車両機器のメンテナンスなどを行っており、福島交通とは深い関係性があります。
福島交通の鉄道路線「飯坂線(通称、いい電)」を走る車両1000系は、もと東急電鉄(株)1000系の中間車両に、当社が新たに改造工事で運転台を取り付けた車両です。
このような改造工事は、当社の強みの一つであり、昨今でいうところの“サステナブル”な取り組みとして、福島交通を含めた全国各地の地域鉄道を長年支えてきました。
そんな当社の譲渡改造車両が活躍する地域鉄道に対し、鉄道の安全・安心を技術で支えるB to B事業とは異なるアプローチでお力添えできないか?と思案する中で、車両をコンテンツに鉄道ファンを地域鉄道へ呼び込む企画ができるのではないかという発想に至りました。
これまでに当社では、8500系教習車を活用した鉄道ファン向けイベントの開催実績があったことから、今回、福島交通でイベントを実施する際のビジネススキーム検討は順調に進みました。
当社は2025年現在、ツアー販売の際に必要となる旅行業の登録を有していないこと、またイベント時の安全確保や情報拡散力などを鑑みて、今回も旅行業を生業とする実績豊富なツアー会社とタッグを組むこととなりました。
当社の改造車両をきっかけに、“お客さまに「非日常」を楽しんでいただきながら、様々な「体験」を通じて、その鉄道会社・車両・沿線地域への理解を深めてファンになってもらう”ことをねらいに、鉄道・沿線地域の魅力展開、事業者様の収益増・賑わい創出に寄与したい思いがありました。
ご縁があり、そんな当社の思いに共感してくださったローソントラベル(運営:(株)ローソンエンタテインメント)との協働開催が叶い、 企画内容を詰めていくこととなりました。

福島交通飯坂線は2024年で開業100周年。
これを記念した復刻車両が登場しカラーバリエーションが増えたこと、また改造工事のボリュームでまつわる譲渡改造工事の秘話がより多く話せることなどから、カラーの異なる1000系を並べた車両撮影会と、譲渡改造工事の秘話を語るトークショーを織り交ぜて実施する内容に決まりました。

イベント開催日は真冬の12月で、雪などの悪天候が心配されましたが、結果的にお天気に恵まれ開催できました。
福島交通からは、
“これまでの取引とは異なる新たなチャネルで協働できよかった。今後も企画してほしい。”
ローソンエンタテインメントからは、
“非常に有意義なツアーだった。これからも継続的にタッグを組みたい。”
といったご感想をいただき、これまでは車両工事関係の取引先という接点でしかなかった地域鉄道と新たなつながりが持てたことは、当社にとってCSR的な観点でも非常に有意義な機会となりました。

また参加いただいたお客さまからは、
“これまで知れなかった貴重な話を聞けて大変満足。”
“福島交通と東急テクノシステムの良好な関係を感じた。”
“伊豆、秩父、長野など他の譲渡先でも同種企画を実施してほしい。”
など多くのご意見をいただくことができました。
今後は、お客さまからのご意見も活かしながら、こうした地域鉄道の賑わい創出に寄与できる企画を、新たな鉄道価値の創出事業の一コンテンツとして継続的に実施できるよう、検討を進めていく予定です。
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